リベンジ~【特殊許可】燼滅刃狩猟依頼10

負けられない戦いがあった。



コイツのこのクエだけは、どうしてもソロでクリアしたかった。

ディノバルドは、私が苦手とするモンスターの1体だ。
獣竜種特有の大きく迂回しながらの軸合わせには、未だに的確な対応が取れない。
出の早い噛み付きには反応が出来ず、一度ダウンを取られると何も出来ないまま起き攻めを食らい乙へと繋がるコトすらあった。

恥ずかしながら前世で燼滅刃に初挑戦した時、ほぼ何も出来ないまま3乙をかました。
当時の装備が貧相だったとか、PSが足りていなかったとかはどうでもいい。

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ただ―――惨敗したという事実が、とてつもなく悔しかったのだ。
悔しさをバネに、笛厨の立ち回りそのものを見直した。
動画等で挙げられているスタンスではなくて、自分に合った立ち回りというものを模索した。

・・・効率の観点からしてみれば、間違いなく非効率的なのかもしれない。
タイミングがピッタリと合えば高モーション値の攻撃を叩き込める場面で、より安全な低モーション値の連携を組み込むのは、立ち回りとしては不正解なのかもしれない。

だが、それでも構わない。
手数が出るというコトは、それだけスタンによる攻撃チャンスに近づけるハズだ。
元より、笛厨が火力を意識するよりもスタンを意識するようになったのは、安定感のあるプレイをするコトでクエストの難易度を下げる為だ。

その為ならば、自分をどこまでも追い込んだ。
Stoicに自分を貫いた。

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・・・誤解がないように申し上げますが、そのStoicは決して他人(フレさん)に強要するモノでは、ない。
私自身それを他人に強要するつもりはないし、しようとも思っていません。

Stoicとは、あくまで自分を戒める為だけのモノだ。
「俺様が出来たからお前もやれよ^^」と、自分に課したモノは決して他人に押し付けてはいけない。
そうしたモノは最早ストイックとは呼ばない、タダのエゴである。

Stoicに自分を戒めるのは、地雷と呼ばれるコトに怯える弱い自分を殺す為なのだ。


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開幕と同時に鬼人薬G、クーラードリンク、自己強化、怪力の種を飲み込んだ。
怪力の種の3分間のブーストを最大限に生かす為に、小タル爆弾でのガッツポーズキャンセルは忘れない。
この一連の動作を完了するまでに、大体1分弱の時間を要した。
斬竜乱入まで―――残り14分。

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何度かラウンドフォースを避けるタイミングを確認したが、どうにもディノバルドが予備動作で噛み付いた尻尾の先端から右脚の延長上の範囲は、前転回避では避けきれなかった。
出始めから振り終わるまで尻尾に攻撃判定がある関係で、この範囲では攻撃判定が2回分通過する都合上性能なしでは避けきれない(?)という結論に達した。

なので、プロダイバーになった。
笛の納刀速度ならば予備動作を確認してから納刀しても、攻撃判定が発生するまでには十分間に合う。

ダイブをする時に注意する点は、風を読むコト回避した後のキャラの向きを考慮するコト。

コレを特に意識する必要があるのは、2連続ラウンドフォースを繰り出してくる時である。
一度目をラウンドフォースでダイブで回避した先に目の前に2段目を構えた燼滅刃が居た場合、真後ろへまたダイブで回避しようとすると後ろへ振り向く時に僅かな硬直時間が生じてしまう。

この僅か数フレームの硬直時間
―――それが一体どれだけの痛手なのかを把握できなければ、プロダイバーは務まらない。

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プロダイバーの基本は、ダイブをする際の方角と距離を正確に把握するコトにある。

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そして美しいフォーム以上に採点されるのは、着地の位置とタイミング。
そこはラウンドフォース後の頭の真下に当たるのか?

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採点は―――59点
問答無用の赤点である。

問題点としては、頭の真下過ぎた。
抜刀攻撃を視野に入れていない、後方攻撃しか意識していない着地点は合格点には程遠い。
プロダイバーの道は、過酷なのである。

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そんなこんなでスタン!
攻撃するポジションはココ!
燼滅刃の顔の真正面である。
転倒中に首を大きく振るディノバルド戦では、首下に居るとハンターの立ち位置を首の動きでズラされる場合があるからだ。
しかし顔の真正面ならば、首の動きで立ち位置をズラされて攻撃チャンスを不意にしてしまうようなミスも、確実に減衰する。

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ラウンドフォース時に安置となる懐へ入り込める猶予がない場合、被弾をして納刀が間に合わない時はディノバルドから可能な限り距離を取りつつ、回避をするしかない。
ただし、距離を取る際は絶対に対面して左側へは移動しないコト。
先程も挙げたが、右半身のラウンドフォースの判定は見た目以上に長いのである。

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回避のタイミングとしては、尻尾へ噛み付いている時のギギギギ・・・という音が消えた瞬間に距離を取るように回避すると、避けやすくなるかと思います。

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ハイ死んだー。
ブラインドからの叩きつけがマジで見えん・・・(´;ω;`)ブワッ

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復帰後、ラウンドフォース後の確定威嚇中の尻尾に後方攻撃を叩きつけて燼滅刃突破。
斬竜合流までのリミットを3分残しての討伐でした。

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シカトされ続けた結果、発芽から1分が経過したところでディノバルドと対峙。

やるコトは燼滅刃とは然程変わらない。
但し注意する点は、サイズが小さくなっている分ラウンドフォース時に発生する尻尾下のエア=スポットが狭くなってしまうコト。
そして尻尾をどれだけ攻撃してもダウンは取れないコト、である。




~笛ちゃんの、ちょいと見つけた攻撃ちゃんす~


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ディノバルドが尻尾で薙ぎ払いをする際、頭を地面ギリギリまで傾けるのをご存知でしょうか?

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尻尾にはもちろん攻撃判定があるものの、他の部位には当たり判定はありません。

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つまり、薙ぎ払いと同時に頭を下げる位置で後方攻撃を置いておけば、

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攻撃を安全に当てられて、さらに後方攻撃の移動先にまた頭があるという素敵モーションに(* ´ 艸 `)フフーフ

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その場から流れるような右ぶん回しでスタン!
武者修行中に気がついた立ち回りですが、こういうコトがあるからしゅぎょうはたのしいです。

結論、薙ぎ払いは攻撃ちゃんす。はっきり分かんだね♪

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そして、疲労でガクガクになった顎(テンプル)に渾身の一撃を振り上げて―――

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フィニッシュ、である。

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20'44"76、1乙でのクリアでした。
乙った結果は、傍からみればだらしねぇのかもしれない。

「ファwww乙ったSSあげてやんのwwww」と笑われるかもしれないが、コレが私が初めてLv10の燼滅刃をクリアした時の結果なのだ。

その記録を捻じ曲げて、カッコをつけるようなダサい真似だけは、してはいけない。

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長い―――戦いだった。
思えば、燼滅刃と始めて対峙した時から・・・戦いは始まっていたのかもしれない。

村クエを進めてから集会場へと上がった、前世の記憶。
とりあえず出てきたクエストはキークエであろうがなかろうが関係なく、片っ端から潰していくようにしていた私が燼滅刃へ挑んだのは、ほんの軽い気持ちだった。

しかし、あまりの強さに絶望した。

通常種以上に長い―――圧倒的な攻撃範囲。
出の早い噛み付きからの―――爆破やられ。

何がどうなっているのかも分からないまま、旋律を維持するタイミングすらも掴めないままであっという間のクエスト失敗だった。

失敗した当初はあまりの強さに混乱していただけだったが、時間が経つ毎にそれは悔しさへと変わっていった。

燼滅刃の攻撃モーションはいずれも攻撃範囲が異常に広いものの、攻撃の前後の隙が大きいのが特徴だ。
しっかりと攻撃の予備動作を見ていれば、避けられないコトは無いのだ。

それが分かっていても避けられない―――そんなだらしねぇ立ち回りしか出来ない自分が悔しかった。
どれだけコイツに挑んで、それで勝てたとしても、それは被弾ありきの立ち回りでしかなかった。
武器の性能でのゴリ押しでしかないコトが、堪らなくイヤだった。

そこで燼滅刃(ディノバルド)での立ち回り方をフレさんから聞いて回ったり、動画等を参考にしようとして探したりしていたが、いずれの回答もブシド―一択だった。
「威力こそあるが予備動作が見え見えのアイツは、ブシド―にとってみればただのおやつ」らしい。


そんなブシド―のおやつ呼ばわりされている燼滅刃だが、だからといってブシド―スタイルへ逃げるコトだけはしたくはなかった。

きちんとした立ち回りを把握出来ていない分際で、楽な方へ逃げようとする自分が我慢ならなかったのだ。

ここまでの内容がブシド―批判であると気分を害された方がいるかもしれないが、私は別にブシド―スタイルが嫌いなワケではないし、ギルドスタイル至上主義というワケでもない。
ましてや自分を徹底的に追い込んで、俺FUEEEEEEEE!がしたいワケでもない。
それだけは、ご理解いただきたい。

何が伝えたいのかというと、
プロハンと呼ばれるような高いPSがなくても、武器の使い方とほんの少しのコツさえ掴めば、地雷でもクエストをクリアするコトはできるのです。

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燼滅刃狩猟の証10を入手した。
売却額は1zにすらならないただの紙切れではあるが、その紙切れを手に入れられたコトが何よりも嬉しい。


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