笛厨の誇り~四天王と暴喰の王

自分は、笛厨だ。



どんな武器よりも狩猟笛が好きだし、どんなモンスターだって笛で倒せるようにしてきた。
だけど私は、カリピスト(狩猟笛を愛する者)なんて、名乗れない。


自分自身にも胸を張れないヤツがそれを名乗ってしまったら、カリピストを侮辱してしまうと思った。



でも、そんなヤツにだって、譲れないモノ位あるんだ・・・。

他の武器で出来て、笛では出来ないというコトだけは、どうしても許せなかった。
そんなだらしねぇテメーだけは、どうしてもガマンがならなかった。


だから、このままでは終われない。


WVW69j6sEh0LNexUkd.jpg


―――リベンジだ・・・ッ!


WVW69j-D4gs33W4tMP.jpg

開幕エリアの移動前に鬼人薬Gと怪力の種を使い、3分間のブーストをかけた。
怪力の種の使用は移動後では間に合わない。
そして、小タル爆弾でのガッツポーズキャンセルも使えない。

抜刀攻撃で音色を貯めつつエリアを移動し、その移動先で前方攻撃から自己強化を一回だけ吹く。
そしてそのまま発覚の咆哮と同時に、攻撃&防御小を重ね掛けまで演奏する。


・・・。


この一連の流れを完成されるまでに、既に40秒が経過していた。
笛特有の、あまりにも遅いスタートダッシュ。
本来であれば、「重音色」で自己強化と火力旋律を同時に吹くようにするのがベターなのだろう。


だが、開幕からすぐ攻撃に移れないのにはワケがあった。
獰猛個体の場合、今の火力では攻撃&防御小を吹く為の攻撃を牙に全て当てた時点で、どうしても演奏前に怒り状態へ移行してしまう。

仮にジャスト回避で咆哮をやり過ごせたとしても、演奏に移れるようになるのは咆哮が終わりガムート自身も自由に動ける状態になる。


重ねがけには、到底間に合わない。

それでもムリに演奏をしようものなら、最悪そのままチャージビターンを食らって何もできないままミートパテ(キャンプ送り)になりかねない(体験談)



WVW69kGmsy4sBXiuEurbb33.jpg

ビターンを誘発しやすい左牙手前に位置取っても、思うように行動を絞り切れない。
180度頭の位置を変える薙ぎ払いを連発されてしまい、焦りが生じていた。

ジャスト回避で狩技ゲージを貯めるにしても、ビターンだけにはジャスト回避は出来ないのだ。
ビターンは、ガムート最大の攻撃であると同時に、反撃するチャンスでもある。
何より、普段(ギルドスタイル)よりも手数が落ちてしまっている分を取り返すにはココで稼ぐしかなかった。


そして1度目のスタンは、何がなんでも3分以内に取らなくてはイケナイのだ。
タイムを縮められる要素が他よりも多いガムートを早めに鎮めるには、怪力の種の効果が残っているうちに集中的に牙を叩く必要があった。

壁際でブルドーザーをジャスト回避した場合は、頭狙いを諦めて後ろ脚を叩く。
ガムート戦での一番の問題は、壁際で攻撃を出されると頭がエリア外にめり込んでしまうコト

・・・頭に固執すると、却って頭が狙えなくなってしまうというジレンマ。
けれど、攻撃範囲でもある頭から離れたおかげで旋律を維持する機会は増やすコトができた。


WVW69kEOyBMLnRHpbErrb0.jpg

そんな感じで7'12でガムートを突破

回復アイテムを使わずに済んだコトが大きかった。
よし!ベスト(6'45)には届かなかったが、可能性は見えてきた・・・!



WVW69kEOy4kETNoIARrrb05.jpg

天敵ライゼクスが降りてくる前に、風圧無効も含めた演奏を完了させる。
怪力の種を影が出る直前で使用して火力を強化する。

コイツに関しては、スタンを取るだけならば問題はない。
自分にヘイトが向いている状況ならば、2分以内にはスタンを取れるようになった。



・・・コイツでの問題は、演奏の維持が出来るかどうか
ガムート以上に攻撃にかかる時間が少ない分反撃する機会は増えるものの、演奏するには短すぎる。

けれど確実に演奏が出来るタイミングは、ラッシュとスタンを取ったタイミング位しかなかった。
ギルドスタイルだと連音を交えるコトで何とか演奏チャンスに出来た翼ダウンも、ブシドーでは間に合わない。



WVW69kGNk9gSRBGI3Nrbb32.jpg


―――開始から10分針

ココで笛厨、1個目の秘薬を食す。
小タル爆弾でのガッツポーズキャンセルは外せない。
コイツの前で回復ガッツポーズをしたばかりに、5回もの回復ループをやらかした前々回の失態を忘れてはいない。

翼が電荷状態に移行した場合は、頭以上に翼を狙うコトに徹した。
演奏は間に合わないものの、翼ダウンはライゼクス最大の攻撃チャンスになる。

頭はその後で狙えばいい、頭が電荷しているのならば尚更だ。
例えダウン中に怯み値を超えてしまっても、ディノバルドのようなダウンをキャンセルして再度ダウンに入るコトはライゼクスでは起こりえない。


WVW69kEAWlcNdQvHstrrb2.jpg

そんな感じで、ライゼクスを9'28で突破

前回よりもペースが落ちているがガムートでの貯金があったおかげで、今までの笛の挑戦ではもっとも残り時間を残せている・・・!


WVW69kH7PTg4vkmOPRrbb32.jpg

斬れ味ゲージが確実に黄色まで落ちてしまうタマミツネ戦では、開幕から狩技ドリンクを使用した。
効果時間は3分―――常用している怪力の種と同じ効果時間である分、効果の切れる感覚はより正確に把握できる。


長いようであまりにも短い効果時間だが、おかげで少なくとも1スタンまでは確実に緑ゲージを維持出来る。

コイツ相手だと、砥石を使うヒマはほとんど見つけられなかった。
辛うじて狙えるのは、2連サマーソルトか薙ぎ払いブレスか・・・。

いずれにしても、当たらない尻尾やサイドに位置取るコトが必要不可欠だった。
頭を狙い続ける笛では、そこまで移動する余裕は正直ない。

だからこそ、ブシドーでの狩技ゲージの溜めやすさは非常に大きかった。


WVW69kH7QlcFfl2lWdrbb33.jpg

ミツネは体力が一定以下まで減ると、攻撃モーションに洗濯機が追加される。
今までの討伐時間からみると、体力を4割削った辺りから使い始めるような気が・・・する。
(検証はしていないので、あくまで憶測です)

洗濯機は、ミツネの最大威力のモーションになる。
もし万が一チャージ状態で被弾しようものなら、一揉みで洗い物に出されて(ワンパンキャンプ送り)しまいかねない。


距離を離そうとする程ホーミングする為に、攻撃を避けるのが難しくなる性質があるのだが―――


WVW69kH7RWUW9ZWoYXrbb34.jpg

逆に距離を詰めてしまえば、跳びかかり自体には攻撃判定が存在しないので1発攻撃を当てるだけの隙ができる。

厄介な泡も被弾する前に攻撃を当ててしまえば、破壊するコトも可能だ。



WVW69kH7R0AiRA2Fcbrbb35.jpg

洗濯機の真っ正面に居てもこの通り。

ぶっちゃけてしまうと、後半に入った方が攻撃が当てる機会が増えるので戦いやすい。


むしろ被弾が多いのが、2連噛み付きと2連サマーと尻尾薙ぎ払い、という罠
洗濯機を組み込む体力まで持っていくまでにボコスカ攻撃に当たっている辺り、露骨に練習不足な感がが・・・(´・ω・`)


WVW69kEAa7YD1gc0r5rrb3.jpg

そんな感じで、タマミツネを8'24で突破!

目標タイムの9分を超えた、文句無しの自己ベスト更新・・・!
今までは確実に砥石を使わざるを得なかったのに対して、今回はブシドーのジャスト回避を活用したおかげで討伐まで緑ゲージを確保出来ていた。
何よりも、どうしようもない程の火力の差があった太刀以上の結果を得られたコトはモチベーション的にもかなり大きい。



WVW69kEAcBcMDrLN1hrrb4.jpg

ペースとしては―――過去最高

動きが噛み合っているというよりは、
サイドへ跳びかかるモーションをあまり行わず、こちらが追いかける頻度が少なかった。というべきだろう。
結論からいえば、今回のミツネは今までにない位に良個体だった。


・・・少なくとも、8分台で倒せるタマミツネが再び現れるコトは、今後ないかもしれない。

だからこそ、ここから先は今まで以上に失敗が出来ない。
獰猛ジョーを狩猟する十分な時間を確保する為には、被弾をするコトすら許されない・・・。

残り僅かになった怪力の種の種を使用して、ディノバルドを待つ。
緊張で喉が潰れそうだった・・・。


WVW69kH7Ye0qmX7L4Yrbb36.jpg

ディノバルド戦では、頭よりも肉質の柔らかい喉を狙う必要があった。
とはいっても、喉を狙ってもスタン値は溜まるので、実際に当たった部位がどこなのかは判断がつかない。

しかし経験上、頭に当てるだけの大雑把な狙いでは、9分以内の討伐は適わない。
喉を狙えているかどうかは、ぶっちゃけてしまうと倒すまでは分からないのだ。


けれど不肖笛厨。
ディノバルドに関しては、多用してくる薙ぎ払いに攻撃を被せる手立てを持っている。

恐らくは、自分位しか狙わない隙・・・。
他の人の動画を漁っても、狙っている所を見たコトがなかった。
それは、間違いなく―――大きなアドバンテージのハズだ。

薙ぎ払いのタイミングでバランスを取る為に降ろしてくる頭には、攻撃判定は存在しない。
笛の高い打点だからこそ狙える一瞬の隙を、笛厨が見逃すハズがない。


WVW69kH7Y6IgKP5HEUrbb37.jpg

尻尾の軌道から逸れる位置ならば、攻撃を当てつつそのまま薙ぎ払いをやり過ごせた。


斬れ味が黄色に移行し始めた場合は、赤熱した尻尾も攻撃対象にした。
獰猛ディノバルドに関しては、頭と尻尾のどちらは確実に獰猛化している。

コイツ相手に狩技ドリンクを使用しなかったのは、獰猛化した尻尾も狙えば緑ゲージを維持できる確信があったから、
尻尾を切断して弱体化を図れない打撃武器だからこそ、尻尾が赤熱する性質も利用する必要があった。

使える物は、罠以外は全て使う必要があった。
そうでもしなければ、笛ではクリアには届かないのだ・・・。


WVW69kEAfiA6wRGTXOrrb5.jpg

そんな感じで、8'33でディノバルドを突破

ディノバルド戦の被弾は、喉を赤熱する際に尻尾に発生するあのコツンのみ。


ジャスト回避の恩恵は、大きかった。
そしてタマミツネ戦まで無意識にギルドスタイルの時に使用していた、絶対回避を使おうとする誤操作も無くなっていた。


WVW69kEAf1sDMVGT5Arrb6.jpg

遂に、ここまで辿り着けた・・・!

今までの挑戦でも数回しか到達できなかった、無乙でのイビルジョーとの対峙
おかげで、飯効果(攻撃大+7)も含めた最大火力をジョーにぶつけるコトが出来る・・・!



WVW69kEAgGMmkg_heIrrb7.jpg

しかし、喜んでばかりはいられなかった。
イビルジョーが出てくるのは、実際に戦えるのは・・・

―――時間にして12'43しかなかった。

そして今までは例え無乙で辿り着けても、全て最大金冠への攻撃の当て辛さに泣いてきた。
その最大級の個体が出てくるのは決まってジョーだった・・・。

過去最高のタイムを残していながらも、腹にすら届かないあの絶望を忘れるコト等出来ていない。


くるな、(最大)来るな・・・!

祈るように、砥石を使う。
少なくとも、銀冠以上が出た瞬間にクエスト失敗のホイッスルが鳴ってしまう。
ここまで来て、それだけはどうしても避けたかった。


WVW69kEAgmcfmL0BOyrrb8.jpg


一通りの旋律を吹き終えて、出現まで10秒を切った所で狩技ドリンクを、


WVW69kEAg0sBYjwTAVrrb9.jpg


そして、怪力の種で最後のブーストをかけた。
持続時間は―――3分間

ここから先は胴を中心に狙う必要が出てくる都合上、効果が切れたタイミングをスタンで判断するコトは出来ない。
体内時計に、3分間の効果時間を正確に刻む必要があった。

残り時間は、ぶっちゃけ余裕がない。
体調ですら、万全ではない。
少し前までは、自責の念でモンハン以上にゲームにすら触れなくなっていた。
PSだって、少なからず落ちている。

けれど、やるしかなかった。


だらしねぇテメーのしでかした行いに対する、ケジメの為。
期待と信頼を裏切ってしまったブログを見に来て下さった方への、償いの為。
そして弊ブログを変わらず見に来てくださっている方々に対する、感謝の為。


何よりも、自分の中のちっぽけな笛厨としての、誇りの為に―――。


WVW69kEAhE0506QZU2rrb10.jpg

クエスト開始から37'17
遂に、ヤツが現れた。


―――小さい!

特別小さい個体なワケではなかった。
実際には、通常サイズの個体と然程変わらない位なのかもしれない。

けれどもそれは、今までにない程に嬉しい誤算だった。

腹にも問題なく攻撃が届く。
それは、笛でジョーと対峙する上で必要不可欠な要素であった。


ここから先は、回復アイテムを使うコトも斬れ味を落とすコトも、そして旋律を切らすコトすらも許されない。
目標タイムの14分を残せなかった以上、自分を限界まで追い込む他なかった。

回復を使えばいい―――。
本気でクリアを目指すのであれば、そんな甘えを許すワケにはイカなかった。

回復アイテムを一つ使うには、時間にして約4秒を消費してしまう。
残された時間を全て攻撃に回しても届きうるかすら判断がつかない現状で、呑気に回復に現を抜かすワケにはイカない。


WVW69kEAkHkKIQBYljrrb11.jpg

開始から7分が経過した所でようやくスタン!
それと同時に残り時間が5分を下回った絶望へのカウントダウンが鳴り響く。


・・・。


一体、どこまで体力を削られたのだろうか?

狩技ドリンクも怪力の種も底をついた・・・。

ブシドーに変えた都合で、ショルダータックル後に腹に後方攻撃を当てるコトは出来なくなっていた。

あまりにも大きな手数の減少。
けれども、何とか―――緑ゲージの維持は出来ていた。


・・・。


左上の指針が著しく点滅を始めた。
制限時間が1分を切った証だった。

もう、時間を見る余裕すらも無くなった。
今は1打でも多く、ヤツの腹にありったけを叩き込むしか他にない。


弱点を叩いた時の会心率が90%を誇る覇重笛クーネハウカム

途轍もない挑戦の末に、私はコイツと心中すると決めた。
弱特&超会心のスキルを付けた場合の期待値は、どの笛よりも勝る。
しかし、異常に短い緑ゲージを失った場合、火力はどの笛よりも落ちてしまう。

武器としては、あまりにも尖った歪な性能、
けれど、赤色旋律を持つ笛は軒並み下降補正をかけられている今作の仕様上、コイツ以外では届かないと結論に至った。

今はこの90%の火力上昇をアテにし続けるしかない・・・。
今だけは100%のプラス会心になってくれるコトを祈るしか他になかった。


そして、決して焦られるような状況でも無くなった。


既に体力ゲージは5割を切ってしまっている。
タックルを食らってしまえば即死に繋がるが、回復をする猶予も残されていない。

一瞬のミスが取り返しのつかなくなってしまう状態だった。



依然として、ジョーに攻撃チャンスのブレスを誘発出来ない状況が続いていた。
場所は段差付近―――一瞬でも段差に引っかかってしまえば今までの苦労は水泡となって消えてしまう。

勝ちたい。
否、勝たなくてはイケナイ。

悩んだ末に、段差から距離を取った。
距離を離したジョーが使ってくるのは3連デンプシー

ジャスト回避を発動させない為に移動だけで懐に潜り込んだ。
そして、すれ違い際に透かさず左後ろ脚に後方攻撃を置いていく。

ギルクエ「ディアジョー」を連戦していた際に、この立ち回りを身に着けた。

元々は大きく迂回しなければ避けられないと思っていたモーションだった。
それが偶然の産物で、頭と後ろ脚と尻尾にしか当たり判定がないコトに気がついた。

後ろ脚の判定はほんの極僅かでしかない。
転倒する程度の極微小なダメージでしかなかった。

そこから、試行錯誤を繰り返した。
確実にデンプシーを避けられるタイミングを、そして攻撃を当てられる瞬間をPSに叩き込んだ。


そして腹に攻撃を当てず、弾かれない脚を的確に狙う立ち回りは、遠い昔に会得していた。




―――極限個体と戦わなくなって、既に1年以上経っていた。

脚を狙う必要がなくなった今作ではもう、この技を使うコトはないだろう、とさえ思っていた。
けれど、最後はこの技に頼る結果となった。


あの時の努力は―――決してムダなんかではなかったんだ・・・。


WVW69kEAlykI8f-Y1drrb12.jpg
WVW69kEAmK41Pel0umrrb14.jpg
WVW69kEAmbwXqNkoNkrrb15.jpg


「メインターゲットを達成しました!」

暫く見るコトがなかった、けれど渇望したテロップに呆然としていた。


・・・終わった、のだ。

この長い、終わりの見えなかった挑戦の幕が・・・遂に下りた瞬間だった。


WVW69kEAoksVLxORBZrrb16.jpg


そして、この堅めに堅めた―――この握りこぶしを、



WVW69kAriwg5j1rAaErb17 (2)


あの時は掲げられなかった―――この左腕を、

WVW69kEAmsMJWfyA_vrrb17.jpg

遂に、振り上げるコトが出来た・・・!


ようやく胸を張ってクリアを宣言できた。



苦節2ヶ月

決して長くはないこの期間のうちに、色々な出来事があった。

辛いコトがあった。
悲しいコトがあった。
解決するコトもないモノを独りで悩んで、自責の念から全てを台無しにしてしまいそうになった自分がいた。

そして、そんな独りよがりなテメーが許せなかった・・・。
このままではダメだと分かってはいても、自分だけでは制御が出来なくなっていた。


それだけに、この挑戦は自分にとって、非常に重いモノだった。


ケジメとして、

謝罪として、

感謝として、


そして自分自身のちっぽけな意地と誇りにかけて・・・。


決着がつかないまま、喉が締め付けられるような気持ちのまま、今日まで過ごしてきた。



けれど、それももう―――終わるんだ。


長かった、

本当に、永かった・・・(´;ω;`)ウゥ






―――いったい、何度このクエストを受注してきたコトだろう。



そして、何度残された制限時間を見て絶望したコトだろう・・・。


形だけのクリアは何度もしてきた。
PTで、ペアで、そして太刀ソロで。


だけど、笛でのソロクリアには―――届かなかった。


立ち回りの参考になりました、次はイケる。とそんな大口と叩いた時もあった。
スキルが付けられないから運用出来ないと、武器を変えた時もあった。


そして挑戦して、その度に挫折した。

どんなにテメーを追い込んでも、辿り着かない。
どんなにテメーを突き詰めても、届かなかった。



それでも、出来ませんでした。では済ませたくなかった。


笛使いとしてはダメでも、せめてハンターとしては・・・。



・・・。



最終的に、練習で最も可能性を感じた太刀に自分は逃げた。

それが、本当に悔しかった。


「四天王と暴喰の王」―――それは、PTならば取るに足らないと「最難関クエwww」とまで言われる獰猛化の大連続クエストだ。

見ての通り、同時クエではない。
確かに囲んでボコってしまえば、造作もないのかもしれない。

PTでその気になれば、20分もかからない温いクエストなのかもしれない。

麻痺武器を担いで、爆弾を敷き詰めて、罠で雁字搦めに縛って―――。

けれども、それは火力が十分なPTでの話だ。
火力と戦術が限られた、ソロとは全く違う。


やろうと思えばできる、といって実際には「時間のムダだから」といって挑戦しない人。

そんな人が、自分は大っ嫌いだ。

そんな人ならば、ブシドースタイルのジャスト回避で全ての攻撃を避ける「机上の空論」を振りかざして、結果だけを見て「遅いな」と「被弾してんじゃねーよks」と鼻で笑うだろう。

けれど、その簡単に言ってのける全てを避けきるコト。
反撃のないパターンを見計らって、ジャスト回避で的確に狩技ゲージを貯めるコト。

それは実際にやってみると、物凄く難しい。

それを寝ぼけながらでも、映画を見ながらでも簡単にやってのける人がいるのなら、きっと間違いなく天才なのだろう。プロハンと名乗ってもいいのかもしれない。


少なくとも、笛厨にはムリだった。

この難しさを知っているからこそ、それを実際にやっている方は素直に尊敬できるし、それをやろうと挑戦している方を応援できる。例え出来なくても、それに向けて努力を惜しまない人を、私は尊いと思う。

けれど、「理論上は可能、その気になればできるけど時間のムダ」といって挑戦しない人は、そんな努力ですら踏みにじって笑うのだろう。


そんな輩にだけは、笛厨はなりたくない。

WVW69kEAnDEgy0S12-rrb18.jpg
WVW69kEAnNgkUpuY6Mrrb19.jpg
WVW69kEAnaggIrd6Zurrb20.jpg
WVW69kEAnokltZd_YTrrb21.jpg

空いている空欄には、怪力の種といにしえの秘薬が入っていた。
罠は・・・一切使わないと、決めた。
それはこの挑戦をするきっかけになった、尊敬する太刀使いをリスペストしての結果だった。

それに後悔はしていないし、今ではやって良かったとすら思っている。
途中からは、ケジメとして責任として、色々な目的が混ざってしまったけれど、それでも挑戦する為に試行錯誤を繰り返す日々は楽しかった―――のかもしれない。

WVW69kEAoMUpvSiVoXrrb25.jpg
WVW69kEAoX8IkHFNXZrrb26.jpg
WVW69kEAoBI8PmzxHKrrb24.jpg
WVW69kEAn1knvAs4gArrb23.jpg

結局護石を求めて火山に籠ったりもしたが、業物をつけられる護石は手に入らなかった。
結果的には、鈍器使いをブシドーと組み合わせて無理矢理緑ゲージを維持する運用に行き着いた。

目的の為に、もっとも使い慣れたギルドスタイルを手放した・・・。
そうでもしなければ、笛厨のPSでは辿り着けなかった。


挑戦をするうちに、気が付けばHR300の大台を突破していた。
立ち回りを試行錯誤して攻撃の当て方を、避けるタイミングを図っているうちに、気づかないうちに踏み越えていた。


・・・今の自分には、地雷と呼ばれ晒された自分には、300という大台に立つ資格があるのだろうか・・・?


今の笛厨に、その資格があるのかは正直いって分からないが・・・。


WVW69kEApUIVNpbMFBrrb29.jpg

イビルジョーを12'02での突破
クリアタイムは49'18"31でした。


WVW69kEApvkW9wQ4T6rrb31.jpg

・・・。

・・・・・・。

・・・うん?リタイアしてんじゃねーよwですか?



WVW69kD2mQ07BS8eQcrrb1.jpg

うん、アイテムの補充を忘れて回復薬グレートといにしえの秘薬が底をついている状態なのをガムート戦で気がついたら、リタイアの一つや二つはしたくなるでしょうよ・・・(震え声)

アイテムポーチの確認忘れ、ダメ絶対。



WVW69kEAm4E6DYxSOtrrb30.jpg


ともあれこれにて、笛厨の「四天王と暴喰の王」への挑戦は最後になる。
お疲れ様でした・・・!






P.S.

もしこの記事を読まれている方で、四天王嬢に挑戦している方がいらっしゃるならば、少しだけアドバイスをしたい。

挑戦するコトを、諦めないでほしい。
立ち回りを一から見直す勇気を、持ってほしい。


諦めないコト、その為の努力を惜しまないコトが何よりも大切だと思う。
狙っている部位は適切か、使っている武器の性能は?火力は十分か?etc.・・・

動画として挙げられている立ち回りを完コピするのではなくて、自分自身のスタイルに合った立ち回りを探して、見つけてほしい。

・・・おそらくそれは、途方もない時間がかかるのかもしれない。
けれども、TA動画に挙げられている立ち回りが、自分にとっての最適解となる保証なんてどこにもない。


それでも自分にしかできない、やっていない立ち回りを見つけられたのならばそれは、自分にとっても大きな自信に変わるハズだ。

だからこそ、自分に合ったプレイスタイルを見つけてほしい。
自分に自信を持って、挑戦し続けてほしい。

そうすればきっと、クリアは出来るのだから―――!


スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

Congratulation!

きっと笛ちゃんならやると思ってた♪
うん、とゆーか知ってた3週間程前に
(2/11ってギルカ書いてあるしw)
うっかりネタバレしたら知らない笛ちゃんファンに悪いからね。
前回はコメント自重させて貰いましたヨ。

四天王と暴喰の王、一応クリアしたけどあれからやってないな・・・。
自分にゃ無縁と思って、昔は見てなかったTAwiki。
うん、自分のむのーっぷりを突き付けられるのが怖かったんだ。

メイン武器を選んだ理由も謂わば打算。
とあるモンスターに「偶々掠った」。
当時の自分から見て、リーチ、機動力のバランスが最も優れている様に思えた。
凡才に複数の武器を使いこなせるハズが無いと、メイン武器を決める必要があると思った。

結果として使い続けてはいるけれど。
使い続けられた理由なんてのは後付で、打算が崩されたら手放すんじゃないか。
今も昔もそんな不安があるから。
未だに「太刀使い」と名乗れない「へたれ太刀」なんだよなぁ。
何が相手でも太刀でぶった斬る!
そんな覚悟が出来る日は・・・来ないだろうな、へたれだからw

まぁそんなワケで今後も知識収集と、攻撃判定及びフレーム、
SAモーションフレーム研究に邁進する所存なのであります。

むぅ、コメントなのに自分の事しか書いてないな、コレ。
コメ汚し失礼しました!

おめでとうございます!
今回の記事の最後、まさにMHXのキャッチコピー「己の狩りを、見つけ出せ!」に通じるものがありますね。感動を頂きました。
お疲れ様でした!

No title

おめでとうございます!そして、お疲れ様でした
私は挑戦もしないお気楽ハンターですが本当に感動しました
新作も楽しみましょう
良い狩りを~

Re: Congratulation!

> yukiさん

コメントありがとうございます!
本当はtwitterで上げた時に書くつもりだったんですが、それ以上に書かないとイケナイコトがあったので後回しになってしまいましたw
気がついたら20日も経ってる事実に旋律―――もとい戦慄している笛ガイル。

イヤイヤ、アナタ…。
その後で今度は直撮りで難易度も爆上げした状態で動画にしてるじゃないですかやだー!?

始まりがどうあれ、結果的には太刀を使いこなしてるし他の武器もきちんと使えてるんだから何も問題ないさね。
というよりもフレームまで把握している最近のyukiさんを見ていると、笛厨は何も考えてねーなーと思わざるを得ないです…。
…うん、使いこなそうとするのはいいと思うけど、何もあそこまで頑張らなくてもいいと思うんだ…(ドン引き)

私もTAwikiは見ておりません。
仮に見てもスルーしております(キリッ
だってフレーム回避前提にしたり、100%会心前提にしてたり、エリア移動怯みキャンセル前提にしてたり、大タル自爆咆哮チャンセル前提とか住んでる位階が違い過ぎるんだもん!?
言葉の意味は分かるけど何も言ってるのか分からないんだもん!?

Re: タイトルなし

> pikoさん

コメントありがとうございます!

挑戦するコト、そして諦めなければ、努力をするコトを止めなければきっとクリアは出来るんだと思います。
私自身何度も挫折して、そして諦めかけたりもしていましたが、自分の立ち回りを一から見つめ直して、自分にとっての答えを見つけるコトが出来た結果が、今回の目標の達成になったんだと思います。

私自身も他の方の動画を拝見したりして他の方の立ち回りを参考にしてみたのですが、どうも自分の動きとは違うモノになってしまって「自分がやりたかったコト」とはかけ離れてしまっている錯覚を持ったのが、一から立ち回りを整理するきっかけでした。


図らずも今作のキャッチコピーになっているコトにはたった今気がつきましたw
確かに、このキャッチコピーは言い得て妙ですね。

MHXXの発売まで2週間を切りましたが、お互い発売までめいっぱい楽しみましょう!

Re: No title

> ちーばさん

コメントありがとうございます!
大きな目標をようやく達成できました、喜びもひとしおです。
そしてありがとうございます!

今回の挑戦は、自分の立ち回りや考え方を一から見つめ直す良い機会でもありました。
途中で辛いコトや悲しいコトもありましたが、それでも挑戦を続けて良かったと、心から思います。


新作かそれとも今作はいつか一緒にプレイが出来たらいいですね。
それでは良い狩りを~♪

クリアおめでとうございます!

笛で獰猛ナルガがどれくらいなのかを探していたら、偶然ここを見つけた通りすがりの者です。
5天クリアおめでとうございます。

自分もいずれは・・・と思いながらも未だに挑戦すらできていません。
現在、円舞獰乱で苦戦中・・・orz
MHXXまであまり時間もありませんが、諦めずに挑戦し続けますよ。

Re: クリアおめでとうございます!

> 黒々皇子さん

初めまして。
コメントいただきありがとうございます!

今回の四天王嬢は私自身、かねてからの目標でした。
クリアする為に色々と、立ち回りを一から見直したりしたのでクリアが出来たコトを嬉しく思います。

私自身はTAというモノから足を洗った人種ですが、獰猛ナルガだと11分位だったかな?と記憶しています。
MHXXの発売も明日まで迫っていますので、精いっぱい楽しんで次回作に臨みましょう♪