片手剣の本質

片手剣は、ハンターの基本と呼ばれています。



全体的に動きが速く、隙も小さい。
いざとなればガードも出来るうえに、武器種で唯一アイテムを抜刀状態で使用できる
また、見落としがちだが斬れ味補正が付与されているので、堅い部位を攻撃してしまっても弾かれにくいという、個性もあります。
一言で言うのであれば、とても扱いやすい武器種になります。

確かに、モンハンを始めたばかりでどの武器種を使えば良いのか分からないという方に薦めるのに、これ以上適任な武器種は他にはないでしょう。



しかし、使いこなせるようになれるかといったら、片手剣以上に奥が深い武器はないと思います。

やろうと思えば何でも出来る―――出来てしまうが故に、半端に使ってしまうと器用貧乏に陥ってしまいがちです。
その担いでいる片手剣の性能を、最大限に生かせるスキルの構成・運用が出来なければ、得物の良さを生かすのが限りなく難しい武器種なのだと思っています。


なぜ、笛をメインに使っている笛厨が片手剣について語りだすのかというと、片手剣というモノを理解できていないままオンラインで使っている方がとても多いと感じたからです。

WVW69jiysosLdst6uu.jpg

片手剣には禁忌とされる行為があるのをご存じでしょうか?


その一つに、盾コンと呼ばれるモーションがあります。
名前だけは知っているけどよく分からない方もいらっしゃるかもしれないので、一応の説明を。

WVW69jzgma46lj15HUt3.jpg

盾でバックナックルを繰り出して、

WVW69jzgml0Wzlr8qNt4.jpg

そこから剣で斬りつけるその一連の攻撃動作、コレが盾コンと呼ばれているモーションです。

よく誤解されがちなのですが、

WVW69jzgm2QC1t767ws1.jpg
WVW69jzgnCEewX7UQEs2.jpg

アナログパッド+Aボタンで使用できる、このシールドバッシュではございませんのであしからず。
(まぁ、このモーションも余程のコトがない限りは推奨できませんが・・・。)

なぜ、この盾コンが禁忌と称されるのかと申しますと、実はこのモーションには―――ふっ飛ばし判定が付与されているからです。

加えて、モーション値もすこぶる低い上にモーション自体の硬直時間もかなり長いので、せっかくの片手剣の長所である軽快な機動力を潰してしまう等、良い所がまるでないモーションなのです。


「だったら使わなければいいじゃん、いいじゃん!」と、思われる方がいるかもしれません。残念ながら、そう簡単な話ではないのです・・・。

この盾コンと称されるモーションはXボタンの連携(通常コンボ)の最後に配置されているので、初心者の方にありがちな攻撃するときに連打していると、自分が被弾してふっ飛ばされて攻撃が出来ない状況でもない限り、100%の確率でこのモーションを繰り出してしまいます。



連打なんてやってんじゃねーよ!(゚Д゚# )ゴラァ
そう大見得きって言える方は実はごく少数なのではないか、と思います。
自分が全く連打をしていない、とアナタは胸を張って言えるでしょうか?


そして、何よりも残念なのが、この盾コンを含むモーションが武器操作指南のオススメ連携コンボとして掲載されている点です・・・。

操作を知らないので、推奨コンボとして掲載されているこの盾コンをソロで練習し、ある程度使えるように練習してから意気揚々とオンラインへ入ってそこで地雷認定される―――なんとも酷い話ではないでしょうか?



また、今作では当てればほぼ確実に1撃でスタンを取れる昇竜撃Ⅲの登場によって、頭に陣取る片手剣の方が増えている印象があります。

この行為自体には、何も問題はありません。
頭を叩くコトでダウンが取れるモンスターもいますし、部位破壊を狙ったり、早期狩猟を狙うのに弱点である頭を狙うという行為は至極真っ当だと思っています。
問題なのは、頭を攻撃しようとしている打撃武器や弱点を狙おうとしている大剣さん、チャアクさんを

「麻痺&スタン&罠で拘束してやってるんだ、文句はねぇだろ?^^」

とでもいわんばかりに、故意に盾コン&シールドバッシュ、脇目も振らずに味方毎昇竜撃をぶっぱなす片手剣さんが異常に増えた点です。


ましてや他の武器種に向かって、邪魔だから頭くんなや!(゚Д゚# )ゴラァ
と、威風堂々と仰る方もいらっしゃいます・・・((´・ω・`;))ガクブル



―――不肖笛ちゃん。
メイン武器として片手剣を担いだ経験はありませんので完全な偏見となってしまう点にご容赦願いますが、本来の片手剣は邪魔をしてはいけない武器であると同時に邪魔をされない武器という認識を持っております。

SAが付与されているアクションが乏しく、他の武器種よりも手数を出す必要がある片手剣は、他の武器種以上に転ばせたりふっ飛ばしてはいけない武器種だと思っています。
そして自分自身にSAが乏しい都合上、転ばされたりふっ飛ばされるコトへの辛さを把握されているので、ふっ飛ばし判定のあるアクションに気をつけてそういった攻撃を出さない、自分のリーチを把握して味方を決して転ばさないように気を配られている印象があります。

1撃が軽いモーション値故に早期狩猟を前提とする場合には、肉質への理解に関してはガンナー並の知識を要求されるのが片手剣なのだ、と。

実際に上手な片手剣さんが入った時のPTだと、片手剣さんのスキル構成がサポート・火力重視を問わずにいずれのケースでも早期狩猟が出来ていたと記憶しています。


以前にお話ししたモンハンの師匠にも片手剣の手ほどきは受けたコトはありましたが、その彼ですら「片手剣はすごく難しい・・・」とよくぼやいていた覚えがあります。
やろうと思えば何でも出来るが故に、一点に突き詰めていくのがひどく難しいのだと。



私自身が片手剣を使う際に意識すべきなのは、味方を転ばさない&邪魔をされないようにするのは大前提として、そもそも片手剣の役割はモンスターの転倒を誘発して狩猟しやすい下地を整えるコトだと考えています。

笛厨視点で片手剣の戦い方に合わせた装備がコチラ

WVW69jzftiU2LjhkdF.jpg
WVW69jzfudITEUZ3OQ.jpg
WVW69jzfuzgHdzcI6o.jpg

麻痺でのサポート以上に片手剣らしいと個人的に思っている、爆破属性の片手剣。
転倒を誘発させやすいので、弱点へラッシュをかけられる機会が多くなり結果的に火力も増えます。

WVW69jzfuHoZNI8CRJ.jpg

麻痺前提の昇竜撃は今回採用しておりません。
特にPTで他に頭を狙う方(特に打撃武器)がいるのであれば、譲った方が無難かと。


WVW69jzf7qE7ZxGvbX.jpg

頭を狙うのはリーチが短く弱点を狙いにくい片手剣だからこそ、後ろ脚や前肢等の怯み値蓄積によって転倒する部位を的確に狙うコトが出来るのだと。


かつて私がガンサーとしてモンハンを始めた頃、最初に躓いたモンスターこそが、このフルフルでした。
ガードをすれば放電の判定を消せるコトが分かったまでは良かったのですが、ガンスの機動力ではガード不能の3WAYブレスの範囲外へ出るコトが出来ませんでしたw
※ココで初めてガードが出来ない攻撃があるんだと知った瞬間でした。

そんな早々に詰んだ私がフルフルを突破するのに担いだ武器が、実はこの片手剣でした。
当時その時点で使えた笛には聴覚保護を吹けるモノがなく、そもそも肉質も打撃だと全然通らなかったので笛ではクリアが出来ませんでした(笛をメインで使う気もなかった頃の話です)。

片手剣でフルフルと戦う場合、特に注意しなければならないのは攻撃を欲張らないコト。
そして、攻撃する部位は必ず対面して左側―――右後ろ脚の外側から攻撃するコトだと思います。

回転尻尾は必ず時計周りに繰り出してくるので、右半身側で立ち回っていれば尻尾の当たり判定が自分が立っている位置へ来るまでに若干の猶予があるからです。

WVW69jzfzxAEtgvsRg.jpg
ガード始動だと不意に咆哮されても、攻撃アクションさえ取っていなければそのままガードが働いてくれます。

攻撃する場合も必ずガード(Rボタン)から切り上げ始動(Xボタン)で繰り出し、4回以上連打しないコト。
ガード状態から攻撃をすると切り上げモーションから入るようになるので、定点攻撃に1回分の手数を増やせるようになります。
また、ガード状態から入るので不測な自体であっても、攻撃アクションに入る前であればガードしているので被弾のリスクも軽減できます。
※ガード派生での連携だとXボタン4回目で、静止状態での連携始動だとXボタン3回目で盾コンが入ります。盾コンが入るまでのボタンを押す回数が増えるので、ミスリード防止にもなります。

WVW69jzf4cgrtNe9b1.jpg
ガードをすれば攻撃チャンスとなる放電ですが、片手剣の場合はノックバックが非常に大きいのでガードして判定を無くしてから攻撃するよりも、判定が消えるまで待機してから落ち着いて攻撃した方が良いです。

片手剣でのガードはそもそも攻撃をガードするのではなく、風圧や咆哮を防いで次の攻撃への対応がしやすくする為のモノです。

素のガード性能が低いので、下手にガードしようモノならばノックバックと共に手痛い削りダメージを受けてしまい非常に危険です。
ガードをするのは本当の緊急時だけと考えていた方がよろしいかと。

WVW69jzgWo0OxY3XGF.jpg
ブレイブダンスⅢを頭に繰り出している図、転倒直後に発動しないとフィニッシュ後の硬直に攻撃を重ねられてしまい被弾が確定します。

後ろ脚等の転倒を誘発出来る部位を怯ませたら空かさず弱点に攻撃を加えるのが、本来の片手剣の戦い方だと考えています。

しかし、この時も攻撃を欲張ってはいけません。
片手剣はディレイをかけて攻撃するコトが難しく、感覚的には先行入力する形になります。
早い話が攻撃が出来る隙を完璧に把握できていなければ、手数が足りなくなったり欲張って攻撃をし続けて被弾してしまうコトにも繋がりかねません。

WVW69jzgW8I2qFy8US.jpg
フフーフ、ふぃにっしゅ決まっt―――

早い話が、攻撃を欲張っていると

WVW69jzgXMUIPqiwY_.jpg
きゃわん!?

こうなります。
最高にかっこ悪いので、くれぐれもムリはなさいませんようご注意を。
ディレイをかけてタイミングを図るコトが困難なので、やはり使いこなすコトが難しいですね・・・(´・ω・`;)

WVW69jzgb90VP-5Qpl.jpg

獰猛相手であっても転倒を誘発して的確に弱点を狙えるようになれば、1撃が軽いといわれる片手剣でも問題なくソロクリアは可能です。

WVW69jzgcsEnnoaH7L.jpg

デスパライズでのハメまがいの拘束狩猟が大正義となってしまっている片手剣の現状ですが、武器を特性を生かして戦うようにすればより早く狩猟するコトだって可能なハズです。

扱いやすい武器でありながら、使いこなすにはモンスター毎のモーション、肉質、攻撃パターンの正確な把握が要求される玄人向けの武器である片手剣
私にはまだ扱いきれておりませんが、立ち回りを学ぶ点においてはこれ以上ない武器種なので、いつかは使いこなせるようになりたいと思います。

邪魔をしない&ならない片手剣という意識が少しでも多く広まれば、今のギスギスして窮屈なオンラインでもより楽しくプレイが出来るのではないでしょうか?

~一人はみんなの為に、みんなは一人の為に~

それが―――片手剣(ハンター)の本質なんだ。


人気ブログランキングへ


スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

No title

興味深い記事ありがとうございます

片手剣はいろんな意味で難しい武器だと思います
なんで最初に持たされてるんだろう?
とりあえずビールみたいなとりあえず片手剣??

ソロだとやっぱり爆破片手剣ですね~
刃薬の効果と会心率アップスキルが相性ばっちり
片手剣は狩り技が優秀なのでストライカーが輝きます(盾コンもなし)

PTプレイは、人に迷惑かけないが大原則で、
ハンターがお互いに相手を思いやれば、楽しい狩りになりますね

良い狩りを~

Re: No title

いつもコメントいただきありがとうございます!

極めようとするとかなりの創意工夫を要する難しい武器だと感じています。
しかし触るだけならガードが出来る上に攻撃もしやすい、納刀も早いし武器を出しながらアイテムも使えるといった具合に扱いやすいので、「片手剣でモンハンのシステムに慣れておけ」なる開発者の意図があるのではないかな?と思います。

扱いやすいが故に使いこなすには熟練を要するとはコレ如何に…。


今作では刃薬のおかげで火力アップが期待できるのでありがたいですね!
しかし効果が若干短い気が…効果時間を長く―――もしくはもっとたくさん持ち運びたいですw

本来であればよく通る属性を持ち運びたいのですが、私が片手剣でよく狙っている後ろ脚って属性が軒並み通りにくいんですよねぇ…。
なんだかんだで爆破属性の片手剣がやっぱり強いなぁと感じました。

しかし片手剣の狩技は優秀ですねぇ~♪
ラウンドフォースⅢが味方を何故かカチ上げてしまう点には残念ですが、それでも他の狩技が優秀すぎて羨ましいw